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シミュラクラなビス穴

今回はマンションのお引越し後の原状回復。

建具と樹脂製枠のビス穴の補修です。

3点留めのビス穴って、すっとぼけた人の顔に見えますよね。

3つの点を人の顔だと錯覚してしまう事を「シミュラクラ現象」というそうです。

似た現象で、意味のないものに知ってるパターンを当てはめてしまう現象を「パレイドリア効果」と言います。

月のウサギとか、天井の木目が人の顔に見えるよぉぉ(怖)ってやつ。

一つおりこうさんになりましたね!

情報源はWikipediaです。笑

モケットシート

今回はモケットシートのたばこの焼け焦げの補修です。

かなり小さい5mmほどの焦げなのですが、下のスポンジが見えている状態。

ただ上から塞ぐだけでなく、裏に当て布を入れての補修です。

こま~~い作業は大好きなので、ちまちまと楽しくお仕事させていただきました。

ダイノックシート

マンションの現状回復の依頼をいただきました。

その中で窓枠の表面のシートが膨らんだり、ぺりぺりと剥けてしまったものをダイノックシートで補修しました。

ちなみにダイノックシートは家具や建築内外装に使う塩ビシートの総称だと思われがちですが、実は3Mの商品名です。

サンゲツのリアテックも有名ですが、塩ビシートというよりダイノックで通じてしまうのでタイトルに使わせていただきました。

実は今回が初めての現場でのダイノックの施工です。

工務店さんにもその旨お話しましたが、デビュー戦は誰にでもある事だから、頑張ってみてと言っていただけました。ありがたい話です。

初めての施工で窓3つ分とかなりの量でしたが、どうにか形になりました。

↓この角の部分の切込みが難しかったですね。シート2枚ほど無駄にしました(^^;

かなり激しい床の劣化

今回のご依頼はかなり激しいフローリングの劣化です。

今まで掃き出し窓前の床は何度も補修しましたが、一番の大物でした。

  

一番上の層の化粧板が完全になくなっており、一部は接着剤で応急処置されていました。

この接着剤がなかなか厄介。

サンダーで研磨すると摩擦熱で溶けて柔らかくなり、サンドペーパーにくっつくので無駄に手間がかかりました。

軽い劣化はひび割れの筋の部分だけに充填するのですが、今回は表面を1層作るので踏んでも割れないように強度のある充填剤を使いました。

仕上がりはこんな感じ

今回はご在宅の施工だったので、粉塵が飛び散らないよう天井から床までビニールで囲って作業。

大変日当たりの良い場所だったので、まるでビニールハウスの中のよう。

真冬だというのに額からポタポタ汗をたらしながらの作業でした。

 

2020 まとめてウッド施工

お久しぶりの投稿です。

溜まりに溜まったウッド施工画像を一挙大公開させていただきます。

もうブログの意味なしてないやん!

ぜんぜん最新施工事例じゃないやん!

いや、色々とさ。。。忙しかったりさ。。。コロナとかさ。。。。

はい、サボりました。すみません。

まとめてどうぞ↓

【毎度おなじみ掃き出し窓前フローリング】(8/19施工)

【原状回復】(8/21施工)

【激しめの線キズ】(8/28施工)

  

【毎度おなじみのやつ】(8/31施工)

【原状回復】(9/5施工)

古い補修痕の補修がほとんどでした。

で、こんな建具キズも綺麗に補修。

【キッチンシンク下の扉】(10/12施工)

【フローリングのいや~な線キズ 他】(10/27施工)

【白いフローリング】(11/5施工)

ちっちゃいひっかきキズがいっぱいあるやつです。地味に手間がかかります。

そして長さ30㎝程の見事な線キズ。

【もう見飽きたやつです】(12/20施工)

カビフローリング

今回は梅雨の時期にピッタリの記事。

カビの生えたフローリングの補修です。

別に梅雨のせいでカビた訳ではないのですが…(^^;

しっかりカビてますねぇ。アップで見ると不快ですねぇ。

完全なカビの除去はお約束できないので、後日カビの再浮上もあるという可能性をお伝えした上での補修です。

とはいえ、できるだけ再発は避けたい。

カビの深い所はできる限り削ってあげて、殺菌処理後、充填剤を埋めたらこんな状態。

で、仕上がりはこんな感じ。

並べたBefore⇔Afterはこんな感じ。

フローリング溶解

今日の補修は、家中のフローリングの目立つキズ、凹みを直して欲しいとのご依頼。

その中で1か所、珍しい事例をご紹介。本日1番の大物です。

ペットボトルに塩素系の洗剤だか漂白剤だかを入れて置いておいたら溶け出してフローリングの表面が解けてしまったとの事。

フローリングの補修と言えば大体が凹んでいるのですが、これはモコモコと膨らんでいました。もしかしたら溶けたペットボトルの塊?なのか?

そんな謎の塊をやすりで削り平らにし、塗装してコーティングして補修完了です。

お客様には、すごいよ!魔法みたいだねぇ と大変喜んでいただきました。

今回のお客様、ご自宅でアメリカンアンティークの販売をされているそうで、お部屋の中にもとても珍しくて、素敵な家具がたくさんありました。

ふと置いてある子供用のロッキングチェアが目に付いて、可愛いですねぇとつぶやいたら、「あげるよ。何かのご縁だから」と。

わぉ!なんて太っ腹!

ありがたく頂戴して帰りました。 

ご機嫌バリィさん(^^)